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2013/03/06

2015年ミラノ万博(Milano Expo) 正式参加国数は122に 「クラスター」もチョッピリ進展?


久しぶりにミラノ万博オフィシャルサイトをのぞいてみたら、いつのまにやら参加国数が122になってました~

確か昨年末の時点では118ヶ国だったっけ…と思いながら、ニュースページを見てみると、その後ヨルダン・セルビア・バーレーン・欧州委員会(European Commission)が、立て続けに正式参加を表明してました。

そして、万博参加国の決定と同時に、今回のミラノ万博の目玉(?!)ともいえる展示モデル、「クラスター」の方も少しずつながら動き始めているようで、数日前に計15カ国が参加契約書に署名したとのことでした。

参考リソース(公式サイトより、英語)↓

ちなみに「クラスター」というのは、従来の参加国別の「タテ割り」展示に加えて、いくつかのより広範なテーマを選び、それに対して関心や関わりの深い国が複数共同で展示やワークショップを行う、というプロジェクトです。

クラスターのより詳しい説明はコチラ (公式サイトより、英語)↓

今回のミラノ万博では、全部で9つのクラスターが既に決まっています。具体的テーマは以下の通り。(各クラスターの横には、現時点で参加を表明している国名を入れました)

*食物連鎖(Food Chain)系クラスター

(1)米 (Rice):シエラレオーネ
(2)穀物および塊茎 (Cereals and Tubers): モザンビーク、ハイチ
(3)スパイス (Spices): タンザニア、バヌアツ、アフガニスタン
(4)ココア (Cocoa): カメルーン、ガーナ
(5)コーヒー (Coffee): イエメン、ケニア
(6)果物および豆類 (Fruits and Legume): コンゴ、ギニア

*全世界的テーマ(Global Issue)系クラスター

(7)乾燥地帯における農業と栄養摂取 (Agriculture and Nutrition in Arid Zones):
モーリタニア、エリトリア、パレスチナ
(8)島、海と食 (Sea, Islands and Food)
(9)地中海式ライフスタイル(?) (Bio-Meditteraneum)

現時点で参加表明をしているのはアフリカ系の国がほとんどですが、お米のクラスターなどは、コメを主食としている日本をはじめ、アジア諸国も今後の参加が期待されているようです。

こういう「共同展示」って、確かにコンセプトとしては面白いと思うんですけど、実際いろんな国が多数参加するとなると、果たして内容的にうまくまとまるのか?ってとこは気になりますね^^;

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